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マメナジープロジェクトの次世代エネルギー宣言
太陽光発電が得になる日
(月刊ソトコト2009年3月号)
太陽光発電と聞くと、「CO2出さないで自分の家で電気とれて、いいよね。」 と思う方が多いでしょう。でも、太陽光の電気は、日本で使っている電気の 0.1%にも満たないのです。これはどうしてだと思いますか?
答は簡単で、「高いから」。電気の単位である1kWh(キロワットアワー)を 発電するのにかかるコストは、最近の原油価格高騰を入れでも、10〜12円程度 と予想されます。それに対して、太陽光の電気は40〜60円。3〜6倍もお高い電気 なのです。家に太陽光発電を入れた人も、20〜25年しないと元が取れない。 これでは入れるが損です。
しかし、安心してください。高いものでも市場が大きくなると「学習効果」 によって安くなることが実証されています。これまでの"累積"生産量に応じて コストが下がるということが言われているのですが、太陽光の場合、累積生産量 が2倍になったらコストが12〜23%下がる(この値を進歩率と呼びます)という研究 があります。
では、いつ頃コストが十分に下がって、石油などによる発電より"安く"なるので しょうか?国立環境研究所のシナリオの数値である、2050年までに国内に 1億7300万kW設置というのを使うと、コストが早く下がる場合、 2025年には石油などによる発電より太陽光による発電の方が安くなります。 コストの下がりが遅い場合は、この設置量では2050年にはまだ若干石油などに よる方が安いということになりました。
(注:石油などによる発電のコストは、2007年度の有価証券報告書より石油・ 石炭・LNG火力についてのkWhあたり燃料費を利用。 なお、2008年以降については、 IEAのWorld Energy Outlook 2008のIEA諸国原油価格と同率で上昇すると想定。 また、太陽光発電国内設置量と同じ量が海外へ輸出されると想定した。 2007年の輸出は生産の77%)
しかし、太陽光発電の電気は、ただの電気ではありません。 CO2を出さないし、国産エネルギーです。CO2を出さない部分を何とか 金額換算してみると(注:太陽光発電による発電によって原油による発電が 減少したと想定し、その分CDM等排出権購入量が減少すると想定。 これは最も安い想定価格。)、 2030年には1398億円、2050年には3040億円。 加えて、太陽光発電はシャープなどの日本の企業が頑張っている分野ですので、 需要が増えればGDPが増加します。 これら、「発電コスト」「CO2削減価値」「GDP増」の3つを考慮すると、 太陽光発電を増やすことは、どの時点でも"お得"になっているのです。
うまくいけば、発電コストは2025年には石油などよりも安くなり、 うまくいかなくても、経済波及効果まで入れれば、 太陽光発電の普及は日本にとって"経済的に"得なのです。 そこまでを視野に入れて、マメナジープロジェクトは、 環境と本当の意味で豊かな暮らしの両立を目指し、 1kWずつでも望む未来に近づこうと、日々活動しております。 一緒に日本の再生可能エネルギーを盛り上げましょう!
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